本日もモンマルトルはバリバリ営業しています。
こんにちは、ヤビクです。スタッフブログを見てくださっている
皆様、本当に感謝です、ありがとうございます。
誰も見てくれないのでは?!と不安と闘っているので。(大丈夫か?)
フランス旅行記~初夏~
既に4つ目のブログですが、まだ旅行の1日目という。
1日に3つの生産者を巡る
イヤン・ドリュー、ドミニク・ドゥラン
1日目の締めくくりはフィリップ・ジャンボンだ。
この日はフィリップ・ジャンボンが暮らしている村に泊まった。
宿について荷物を下ろす。さぁ出発!!
10分も歩かない内に、ジャンボン家が姿を現す。
本当に近かった。
庭でくつろぐ家族がいた。ジャンボン一家だ。
挨拶を交わし、握手をする。フィリップさんの手は
指の一本一本が太くて、手の色は畑の土をそのままうつしとった様な色で
まるで土が手に染み込んでいるみたいだった。
フィリップさんはテイスティング前から庭でパークリングワインと
村の地ビールを振る舞ってくれた。
外で飲む気持ちよさに思わず笑顔があふれる。
ジャンボン家から頂いた暖かい時間だった。
シェフもフィリップ・ジャンボンに会えて、
ものすごく嬉しそうだった。(シェフの師匠の宗像シェフとフィリップさんは同じレストランで働いていたこともあるそうだ。)
1時間以上も庭で楽しく過ごさせてもらった。
テイスティングは自宅の中のカーヴで。
ひんやりとしたカーヴではさすがのフィリップさんも長袖だ。
フィリップ・ジャンボンは自然派ワインのなかでも変人で通っていると
伊藤さんが教えてくれた。とにかく理想のブドウの栽培、
醸造に命がけだと。時には一切の収入もない年さえあると。
そのこだわりを表すかのようにフィリップさんの目は、
真っ直ぐで、ブドウと命がけで遊んでいる少年みたいな迷いのない目だった。
テイスティングのあとは、ジャンボン家で夕食をごちそうになった。
奥様のカトリーヌさんは美人で料理上手!!
大きな鍋で全員分のブフブルギニョンをつくってくださっていた。
野菜のスープにブフブルギニョン、フロマージュに、デザートのプティングとガトーショコラ♪
特に蒸かしたじゃがいもをゴロンと添えたブフブルギニョンとフィリップさんのワインの相性は
素晴らしく、二回もお代わりした。三回目もしたかったが、さすがに遠慮した。
もう何時間ジャンボン家にお邪魔しただろう、
いつの間にか外は真っ暗だ。食後のフロマージュとワインに酔う。
フィリップさんはシェフのお土産のトウフヨウがお気に入りみたいだ。
フィリップさんはどんどん新しいワインの栓を抜いていく。
カトリーヌさんは笑う。「この人は家で一番大きな私の子供。長男坊よ。」
フィリップ・ジャンボンのピュアすぎる程ピュアなワインへのこだわりは
奥様カトリーヌさんに支えられているのは間違いない。
本当に飲みきれないほど、ワインを開けてくれたフィリップさんと
カトリーヌさんの料理のおかげでこの日のことは忘れないだろう。
フィリップ・ジャンボンのワインを飲むときには、真っ先に二人の顔を
思い出し、ブフブルギニョンをねだってしまうんだろうな。
最後に全員にサインを!!しかもボトルにサインしてプレゼントしてくれた。
再会を誓い、カメラにガッツポーズをするフィリップさんと植村シェフ。
フランス旅行記~初夏~二日目の一発目はムルソーの造り手、ユウキさんのレポートです。
乞うご期待です!!!
ヤビク